RCMデータロガーとは

測定電流を流してRCMセンサの腐食減肉量を測定します。
温度による抵抗の変化を補正するため、被覆したリファレンス電極との抵抗値の比率から腐食量を求めます。

製品ラインナップ

環境に合わせて様々な仕様から選択できます。
下記ラインナップだけでなく、ご要望に合わせてカスタマイズすることも可能です。詳しくはお問合せまで。

1chモバイル型ロガー

  • リチウム電池駆動
  • 約1年間連続モニタリング可能

リモート型ロガー

  • 計測をワイヤレス化
  • 親機と接続してクラウド上でデータ閲覧可能


⇒リモート詳細ページ

外観・構造

外部電源が不要な電池駆動タイプなので、さまざまな環境で測定できます。
RCMセンサケーブルとロガーはワンタッチ方式のコネクタを採用しており、簡単に接続できます。
非常にコンパクトなので、狭い場所などにも設置可能です。
本機は防水仕様となっており、屋外でも使用可能です。さらに防水性を強化したい場合は、別売りの防水ボックスをご活用ください。

仕様

接続チャンネル数

RCMセンサ:1 ※増設可能


測定間隔

10分 ※変更可能


データ形式

タブ区切りテキストファイル


データ保存

SRCM-301:産業用microSDカード(~32GB) SRCM-301R:クラウドサーバー


電池

単三型リチウム1次電池2本使用


電池寿命

約12ヶ月(10分間隔測定時)


重量

約390g


サイズ

幅120mm×奥行100mm×高さ70mm(突起物、ケーブル除く)


導入事例

鉄塔

高電圧電線付近でも測定実績があります

沿岸部

しぶきのかかる環境下でも設置可能です

重塩害環境にも適用可能です

高架下などに設置実績があります

工場

ACMと併用して排ガス等腐食因子の影響を調査できます

土壌

土中での測定実績があります

車両

寒冷地などの厳しい条件にも対応可能です

配管

フレキシブルタイプを用いて配管の減肉量を測定できます

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