製品ラインナップ

腐食モニター

  • 最大8個のセンサを計測
  • バッテリー or ACアダプター接続

設置環境に合わせて仕様変更可能です。
ご要望等ございましたら下記よりお問合せ下さい。

外観・構造

電解液浸漬下および、その薄い水膜下での大気腐食系で、同一材料、同一面積の試料金属電極の腐食反応は、上図の

ような電気的な等価回路で示されます。ここで、Zはインピーダンス、Rpは分極抵抗(∝腐食抵抗)、Cdlは電気二重層容量、Rsは溶液抵抗となります。

ω→∞の時、Z≒Rs、ω→0の時、Z≒Rs+Rpと近似できることから、高周波数側から溶液抵抗Rsが求まり、低周波数側から高周波数側の値を引くことによって分極抵抗Rpを求めることができます。

分極抵抗の逆数は、腐食速度と相関があることから、腐食速度の経時変化を捉えることができます。

仕様

接続チャンネル数

最大8 ※増設可能


測定周波数

10分 ※変更可能


印加電圧

正弦波、20mVp-p、または100mVp-pのいずれかを選択


インピーダンス測定範囲

高周波~105Ω、低周波~109Ω


測定方法

DFIによる交流インピーダンス測定


ノイズ除去

1~8周期の積分によるノイズキャンセル、シールド・ガード機能搭載ノイズ除去、ケーブル浮遊容量キャンセル


測定間隔

10分 ※変更可能


記録データ

時刻、溶液抵抗Rs、腐食抵抗Rc、電気二重層容量Cdl、 位相差


データ形式

テキスト(表計算ソフトなどで読み込み可能)


データ保存

産業用SDカード(4~32GB)


電源

100V ACアダプタ、もしくは12Vバッテリ


重量

SICM-714B:約1.7kg   SICM-718B:約1.9㎏


サイズ

幅260mm×奥行180mm×高さ100mm(突起物除く)


導入事例

塗膜

塗膜劣化や塗膜下腐食の挙動を解明できます

配管

異種金属間のガルバニック腐食を測定可能

海水による塩害調査に使用可能です

高架下などに設置実績があります

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